9か月前に起業した元記者大家のタマザキです。

僕は起業したばかりの人のお話を聞くことが多いのですが、起業当初に失敗している人の多くが犯している間違いがわかってきました。

自分自身、その間違いを犯さなかったことで、なんとか経営できています。

起業当初に限っては人を雇ってはいけません。

その間違いとは、起業当初に売り上げがないのに人を雇ってしまうこと

僕は一人で自由気ままに仕事をしたくて一人会社を立ち上げて、誰も雇わずに会社経営をしているのですが、意外と多くの人が、起業当初から人を雇おうとしているようです。

一人で起業するのは心細いから仲間がいたほうがいいのではないか、と考える起業志望者も少なくありません。

でも、僕自身がいろんな会社経営者の様子を見たり、話を聞いたりした結論から言うと、最初は雇うべきでないと僕は考えます。

起業で失敗したくないなら、まずは自分一人でできるビジネスで起業すべきです。

その理由は、起業当初は売り上げが少なく、経営が不安定だからです。

経営基盤が弱い状態で、人件費という固定費が増えるのは、失敗のリスクを高めます。

確かに他に人がいてくれると、事業も拡大しやすいし、経営者としては助かります。

しかし、失敗したくないという気持ちが強いなら、最初は避けるべきです。

僕の会社も人を雇っていません。

誰も雇っていないと、自分がほしい収入に合わせて売り上げを組み立てればいいので、無理に仕事の量を増やす必要がなく、安心感があります。

雇っていいときの目安は利益が自分の報酬の2倍になったとき

どうしても人を雇いたい、というときの目安としては、売り上げが安定し、利益が自分の報酬の2倍以上になったときだと思います。

先に人件費分の売り上げや利益を稼ぎ出しておいて、確実に費用を賄える状態になってから、人を雇うようにするのが大事です。

その分、人を雇う直前では仕事量が多くなってしまう恐れもあるため、気を付けなくてはなりません。

順番を逆にして、先に人件費に投資してしまうと、回収できなかったときに経営危機を招きますから、要注意です。

 

(次のページで、人を雇うときに気を付けるべきことについてお伝え!)