玉崎孝幸です。

 

 

新型コロナウイルスの

感染拡大で、大きな

影響を受けた業種の

一つに、飲食業があります。

 

 

都内のお店を中心に、

全国で閉店・休業に

追い込まれている

ところが数多くあります。

 

 

一方で、コロナの危機を

乗り越えて開店し、

今月に入って、さらに

客足を伸ばしている

ラーメン屋が都内にあります。

 

 

元々、コロナ禍のなかでも

ランチタイムには行列が

できている人気店では

あったものの、とある

張り紙でさらに客足が

伸びたとのことです。

 

 

その張り紙は、

臨時休業を告げるもの

だったのですが、

どんな張り紙だった

のかというと・・・。

 

(ツイッターのリンクに飛びます)

 

 

大人気アニメ映画

「鬼滅の刃」を見に

行くために1か月ぶりに

休業する旨を書いています。

 

 

休業を知らずに店を

訪れた人が、その張り紙の

写真をツイッターに投稿。

 

 

その投稿が多くの人に見られ

「それは仕方がないですよね」

「うん、行ってらっしゃいってなるわ」

「正直でよろしいww」

などのコメントを集めました。

 

 

その様子がネットメディアに

取り上げられ、一気に店の

知名度が上昇。客足が伸びて、

麺、スープともに切れて

さらに休業する

事態になっています。

 

 

ヤフーニュースにも

掲載されました。

(『鬼滅の刃』を見るため

“鬼休み”をとった

ラーメン店主を直撃

「もう止められなかった」

漫画家・赤松健氏に

聞く、魅力と収入)

 

 

 

メディアに取り上げられる

ことで、知名度が上がり、

結果的に客足が伸びたと

いうことなのですが、

僕が注目したいのは、

休業の張り紙の内容です。

 

 

「鬼滅の刃を見るために」

「休業する」

「1か月ぶりのお休み」

という情報があります。

 

 

これを見た鬼滅ファンは

「ああ、お店を閉めてまで

見に行きたくなる映画だよね、

わかるわかる」と共感して、

親近感を感じたはずです。

 

 

また、「1か月ぶりのお休み」と

あることから、「ふだんから

繁盛しているんだな、そんな

人気店ならぜひ一度食べてみたい」

と思った人もいるでしょう。

さらに、「1か月も休みがなかった

のか、大変だな、理由はともかく、

ゆっくり休んでほしい」と思った

人もいるかもしれません。

 

 

このお店は、緊急事態宣言が

解除された翌日に開店した

ばかりの新規店だったことも

あり、とにかくスタート

ダッシュでファンを

増やさなくては、という

意識もあって、ほとんど

休まずにお店を開けて

きたのでしょう。

 

 

僕が考えるに、この

現象のキーワードは

「正直さと共感」です。

 

 

企業の広告は、ねらって

作り込まれたものが多く、

消費者もそれを見抜いています。

 

 

だからこそ、今回のような

率直で正直な

メッセージに共感し、

そんな張り紙をする店主は

どんな人なんだろう? 

と会いに行きたくなった

のかもしれません。

 

 

「エンタメを楽しみたい

気持ちへの共感」

「休みなく働いている

ことへのリスペクト」

が広がり、店主の人柄に

惹かれる人が増えて、

結果として客足の

大幅な伸びに

つながったのでは

ないかと感じます。

 

 

心に響く(いわゆる「バズる」)

メッセージというのは、

つくろわず、正直に、率直に

ありのままを見せている

ものなんだな、と改めて

気づかされました。

 

 

どのラーメン屋さんの

味もおいしくて、

味だけでは差がつかない

中で、店主の人柄という

要素が乗ったことでさらに

客を集めたのだと考えています。

 

 

狙って起こすムーブメントも

あると思いますが、常に

正直に情報の受け手と

向き合い、心のうちも

さらけ出していくことが、

結果的にファンを増やすと

いうことを僕は学びました。

 

 

情報やメッセージを

発信している者として、

勉強になったし、

自分の発信にも生かして

いきたいと感じました。

 

 

 

 

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