不動産・キャリアコンサルタントの玉崎孝幸です。

僕はいま37歳なのですが、同世代のなかで、所得の格差がかなり広がっているように感じます。

たとえば、正社員と契約社員や派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者を比べてみると、その差は大きいと言えます。ただ、正社員が恵まれているかというと、そうとは言えません。

特に10数年前と比べると、かなり苦しい状況に置かれていると言わざるを得ません。その理由についてお伝えします。

 

契約社員、派遣社員、フリーターがあこがれる「正社員」

非正規労働者は、自ら選んでいるというよりも、やむを得ずこの形態で働いている人が多い印象があります。

実際、キャリアカウンセリングをしていると、非正規労働者のほとんどは「正社員になりたい」と話します。

その理由としては、雇用が不安定であるため、給料が上がらないため、などが挙げられてきます。

昔は誰もが普通に手にしていた「正社員」の座。

非正規労働者が増えている今の時代、ある種の人にとっては、あこがれの存在となっているのです。

 

(でも、今の正社員が昔よりも大変になっているワケとは? 次のページでお伝え!)