アラサー800万ビジネスマンの方で起業準備がなかなか進まない方の相談を受けていると、「本業が忙しくて起業準備の時間を作れません」という声を聞きます。繁忙期で残業時間が増えると起業準備にまったく時間が取れない、そんな悩みを持っているアラサー800万ビジネスマンも多いのではないでしょうか。忙しいアラサー800万ビジネスマンでも、本業と並行して起業準備を進めていける方法はあります。僕自身もこれを実践して、安定起業を実現することができました。起業したいけれど、多忙で時間がなかなかとれない、というアラサー800万ビジネスマンの方、最後まで読んでくださいね!

本業より起業準備を優先する

起業準備に時間を取れないのは、その優先度が低いからです。なぜなら、どれだけ忙しい人でも、食事や歯磨き、入浴などの優先度が高いことには時間を割いているはずだからです。誤解を恐れずに言うなら、本業よりも起業準備をすることを優先するのが今やるべきことです。1日の時間配分の中に、食事などと同じように「起業準備」という絶対にやらないといけないことをあらかじめ組み込んでおきましょう。責任感が強い人ほど、本業より起業準備を優先することに抵抗感を持ちがちですが、この思考に変えない限り、いつまでたっても起業が実現することはないでしょう。僕も、この考え方に変えただけで、少しずつ起業準備が進むようになりました。

限られた時間で仕事をする意識を

起業準備を優先するとはいえ、仕事での成果が下がることは避けなければなりません。例えば勤務時間を1日11時間から10時間に1時間減らしても、同じ成果を上げることを意識しましょう。いつも22時まで残業している人は、21時までの残業で同じ量の仕事が終わるようにするのです。これは僕自身の経験なのですが、1時間短縮するくらいなら、意外と苦労せずにできます。意識を変えるだけで実現できると言ってもいいでしょう。つくりだした1時間で起業準備をすれば、平日1日1時間、週に5時間、月に22時間程度は起業準備が進みます。これをやるかやらないかが、安定起業を実現できるかどうかの差を分けます

毎日の生活に起業準備タイムをとる

起業準備をする時間帯は固定するのが望ましいです。なぜなら習慣化しやすく、自然に体が動くようになるためです。オススメなのは、朝の1時間で起業準備をすることです。夜1時間早く帰れるようになったら、寝る時刻も1時間早めてみましょう。そして1時間早く起きるのです。仕事を終えたあとは頭も体も疲れていてパフォーマンスが上がりにくいと言えます。それよりも起きぬけの疲れが取れた状態で、1時間限定で集中して起業準備に取り組むほうがより効果的です。僕も、サラリーマン時代は不動産投資の物件情報収集を朝の1時間に集中して行うようにしていました

さいごに

厳しい言い方ですが、時間がない、と言っている人は起業準備をおろそかにしていると言っているようなものです。まずは優先度を高めることから始めてください。それでもなかなか動けない、という方には、「起業する日付を決める」というのもオススメです。期限を区切ることで、無理やりにでも起業準備を前に進めることができます。ぜひ試してみてくださいね。それではまた!

 

筆者(玉崎孝幸)プロフィール

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