起業をしたい、という気持ちを持っていても、その実現に向けて一歩踏み出すことができていない方が多くいます。その原因を聞いてみると、「自信がないから」という答えが返ってきます。その気持ち、わかります。では、自信をつけて、起業の実現へ動くためには、どんなことが必要なのでしょうか? 起業をめざしているけれど、なかなか実現へ動けていない、というアラサー800万ビジネスマンの方はぜひ最後まで読んでくださいね。

まずは自分には実力があると認めること

アラサー800万ビジネスマンのなかには、今の仕事で結果を残している人も多いはず。でも自信がつかないのはなぜなのでしょうか。それは、会社の看板があるから成功できている、という思いがあるから。確かに、今の待遇を得られているのは会社のおかげというのは否定できないでしょう。でも、それだけ結果を残せているのは、間違いなくあなたにも力があるからです。起業を実現するには、持っている力を信じることも必要です。自分の実力を実際以上に低く見積もらないことも大切です。

まず一人で動いてみる

力を持っていると認識できたら、次は動くことです。本当の自信をつけるには、会社の看板を離れ一人で何かを始めてみるのが近道です。得意なことや好きなことを生かすのがポイントです。僕の場合は、元新聞記者であることを生かして、文章教室を開いてみました。ブログを書いたりメルマガを書いたりしてお客さんを集めて、週末に5人程度の生徒さんに文章の書き方を教えたりしました。あなたにも得意な事があるのではないでしょうか。例えば、土日などの会社の休みの日に、得意なことについて誰かに教えるようなセミナーを開いてみる。最初は無料で始めて、人が集まってくるようなら有料に切り替えるのもいいでしょう。大切なのは、個人として事業を運営する経験を積むことです。募集を一生懸命してもお客さんが集まらなかったり、うまく話せなかったりするような失敗や苦しんだ経験が、大きな学びにつながります。やがてお客さんが増えたり、うまく話せたりするようになれば、本当の自信がついてくることでしょう。

動く勇気がない人は、集まりに参加することから始めよう

自分から何かを始めることへの不安もわかります。失敗や苦しい経験をするのが怖い、という気持ちもあるでしょう。そんなときは、すでに動いている人が主催している集まりに参加するのがいいと思います。自分が生徒として参加してみて、主催者の方の話を聞いたり、主催者の方と仲良くなったりしたら、自分もやってみたい、と思うようになるかもしれません。オススメなのは、同世代、同性の方が主催している集まりです。自分と近い人なので、より刺激を多く受けられます。

さいごに

集まりに参加して、やる気が上がったら、高いモチベーションのまま、とりあえず行動を起こしましょう。ブログを立ち上げてもいいし、友達といっしょにやってもいいと思います。セミナー情報サイトにアクセスして、自分のセミナーの募集情報を登録してしまう、というのもいい意味で自分を追い込むのに有効です。とにかく考えていても、何か動かないと、自信がつくことはありません。動いてみたら、見えてくるものがあるはずです。ぜひ気軽な気持ちで、起業に向けて動き始めてみてください。それではまた!

 

筆者(玉崎孝幸)プロフィール

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