こんにちは! 夢を叶えるキャリアコンサルタントの玉崎孝幸です。

僕は約14年間のサラリーマン生活を経て、36歳でキャリアコンサルタントとして独立を果たしました。だからサラリーマンの方が起業したい、という気持ちは自分のことのようによくわかります。この記事では、そんな僕が自分の経験を踏まえて、起業の失敗を避けるためにぜひしておいてほしいことをお伝えします。起業に失敗したくない! という方、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

起業に失敗したくないサラリーマンがやるべきことはズバリ「副収入を給与並みに増やすこと」

起業をめざすなら、サラリーマンのうちに「副収入(=給与以外の収入)を給与並みに増やすこと」をすべきです。起業の失敗でもっとも多いパターンは、起業初期に安定した売り上げ、利益を稼ぐことができず、資金が尽きてしまうというものです。それを防ぐためには、安定した給与をもらえるサラリーマンのうちに、先に売り上げと利益を上げておくのがもっとも効果的なのです。

つまり、サラリーマンであるうちに事業をスタートするのがオススメです。

起業の前に構築したほうがいい副収入の「仕組み」

「ではさっそく起業したいビジネスで副収入を得よう」と思った方、ちょっと待ってください。サラリーマンが副収入を得るときにやる事業で、押さえておいたほうがいいポイントがあります。

それは、「自分の時間・労力をあまり使わなくても収入が入ってくる仕組みを作れる事業であること」です。

副収入を得るための事業が、時間も労力も必要な労働集約型の事業であった場合、サラリーマンと並行して運営することはとても大変です。サラリーマンをしながらコンビニでバイトしたりするようなイメージです。そうではなくて、一度仕組みをつくったら、あとはほぼ労力不要で収入が入ってくるようなビジネスをおこなう、ということです。

具体的には、ビジネスオーナーになったり、株式などを所有して配当収入を得たり、不動産投資をしたりといったことです。

僕は不動産投資で収入の基盤をつくった

僕がキャリアコンサルタントとして独立することを決めてからおこなったことは「不動産投資」です。不動産投資は、賃貸用物件を購入して人に貸し、家賃収入などを得るビジネスです。

僕は「キャリアコンサルタントとして独立する前に、不動産投資で安定的な収入の基盤をつくって、お金の心配を最小限にしておく」という戦略をとり、独立・起業を志して4年で実現することができました。

僕が不動産投資というビジネスを選んだ理由は、「入居が決まると安定的に収入を得やすい」「物件を担保にした融資を受けやすい」「サラリーマンの信用があるとより有利に融資を受けられる」「ほかのビジネスよりも手間がかからないことが多い」などの特長があるためです。サラリーマンであるからこそ、有利に収入の構築ができるのです。

そのため、
「サラリーマンの信用を生かして不動産投資で副収入を構築」

「副収入を給与収入並みに育てる」(並行して起業準備)

「副収入を保ったまま、起業準備が整った段階で余裕を持って独立」

「資金不足に陥りがちな起業初期にお金の心配をすることなく、時間とお金を起業したいビジネスに集中投下してスタートダッシュを実現」

という成功の青写真を描くことができました。

さいごに

この記事では起業したいサラリーマンは在職中に副収入を作るべきであり、それには一度つくったら時間や労力を割かなくても収入が入ってくる仕組みをつくるのが有効、ということをお伝えしました。不動産投資も含めて、事業にはリスクもあります。十分に知識をつけて、少しずつ実行をして、成功を積み重ねていくことがとても重要です。また、事業を運営する傍ら、本当にやりたいビジネスの準備も並行して行っておくことも欠かせません。ぜひ、在職中に十分な準備をして、成功する起業家への第一歩を踏み出してください。それではまた!

 

筆者(玉崎孝幸)プロフィール

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