起業志望者とはいえ、多くの時間を費やすのがサラリーマンの本業です。特に職場で頼りにされることが多いアラサー800万ビジネスマンの場合、長時間労働になりやすいので、費やす時間も多くなりがち。でもこの時間をうまく活用すれば、起業に向けて成長を加速することも可能なんです。今回は、起業する未来を意識しながら働き成長を加速するためにやるべきことについて、お伝えします。起業をめざしているアラサー800万ビジネスマンの方で、サラリーマンのうちに成長スピードを上げたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!

成果にこだわって働くのがオススメ

起業すると、成果が出なければ即収入減です。その予行演習として、リスクのないサラリーマン時代のうちから、成果を出すにはどうしたらいいかにこだわって働くことをオススメします。営業職など数値ではっきり目標があるところは、それの達成にこだわりましょう。数値で目標が設定できない職種の場合は、仕事上で改善できるところを探して、改善に向けた新しい取り組みを自発的にやることを意識しましょう。その結果、工数が減ったり誰かの手間を省くことができたりしたら、それは立派な成果です。僕自身も、サラリーマン時代はどうしたら仕事の成果が出るかを考えていました。企画職だったので、どのような企画を立てたらお客さまが喜んでくれるか、商品を使ってくれるか、ということを常に考えて、できるだけ多くのアイディアを出すように心がけていました。

成果にこだわった過程は起業時に生かせる

成果にこだわった働き方をしていると、どうしたら成果を上げられるかを本気で考え、行動するようになるので、その行動自体が成長につながります。必要に応じて本やセミナーなどを活用したインプットもするようになるため、知識も増えます。また、試行錯誤して成功したり失敗したりすると、その経験は頭の中に強く焼き付くので、退職後の起業の時に生かすことができます。ビジネスでの体験は、仕事内容が変わっても応用できることが多いため、サラリーマン時代に本気で働いた人は、起業家となったあとでも成功しやすいと言えます。僕もサラリーマン時代、マーケティングの仕事に没頭したことがあり、そのときの経験は不動産投資での入居者募集などの業務でそのまま生かすことができています。

トップの成果を出せるようになったら起業も考えていい

起業を意識して成果にこだわっていると、少しずつ成果が上がるようになり、うまくいくと部署内でトップの成果を出せるようになってきます。そうなったときは、起業するタイミングの目安の一つです。起業をするとサラリーマン時代にあった企業のネームバリューを生かすことはできないので、それがある状況ですら成功できない人は起業後の厳しい環境で成功することは難しいと思います。起業をする前に通るべき関門だと思って、今やっている仕事でトップの成果を上げることをめざしてください。もちろん、起業するまでに安定収入をつくるなどの準備をしっかり整えておくことは大前提となります。

さいごに

サラリーマン生活で、本気で成果を出そうとして全力を出すと、成長幅はどんどん大きくなります。アラサービジネスマンにとって、サラリーマンの仕事にのめりこんで結果を出すために試行錯誤をたくさんすることは貴重な経験です。ただし、残業をするなど長時間労働をしてしまうと、肝心の起業準備に使える時間が少なくなるので、それは避けるようにしてください。限られた時間の中でいかに成果を出すかにこだわると効率も上がるので、一石二鳥だと思います。それではまた!