元記者で、持ち帰り仕事が当たり前だったタマザキです（記者はそもそもオンオフありません…）。
サラリーマンのあなたは持ち帰り仕事の経験はありますか？
残業や長時間労働を抑えようとする企業が増えてきています。
でも、ほとんどの企業では仕事量の減少までは手をつけていません。
その結果、社員にしわ寄せがいくことも出てきているようです。
残業禁止令が出ていて帰らされるものの、仕事が終わらないので結局持ち帰って仕事をしてしまっている、という人もいるかもしれません。
真面目で責任感が強いサラリーマンほど、仕事を持ち帰って休日にやってしまう。
表立っては言えないけれど、そんな経験をしたことがあるよ、というサラリーマンは多いはずです。
持ち帰り仕事をすると、休みの日にちゃんと休むことができないので、ストレスがたまります。
サラリーマンで持ち帰り仕事が続くと辞めたいと思いますよね。
辞めたいと思いながらサラリーマンをするのはつらいもの。
サラリーマンが持ち帰り仕事が続いて辞めたいときどうすべきかをお伝えします。
持ち帰りはできるだけなくして残業をする
大前提ですが、やはり勤務時間以外に業務をするのは、基本的にはよくないと認識すべきです。
管理職でないサラリーマンは、働いた時間のぶん給料をもらっているので、持ち帰り仕事はただ働きとなります。
ですから、仕事をするなら残業代はもらえるだけもらう、ということを意識すべきです。
残業代が発生している、と思いながら仕事をするのと、給料は出ないと思いながら仕事をするのでは、モチベーションはまったく異なってきます。
サラリーマンという生き方はデメリットが多いけれど、働いたぶん確実に給料をもらえるのがメリットなので、そのメリットは享受すべきだと考えています。
そのうえで、仕事があふれてしまっているときは、あなたの責任ではなく、上司や会社の責任と考えたほうがいいでしょう。
自分を責めることなく、仕事量が多すぎるのだと認識するようにしてください。
ですので、残業をすることの許可をとったうえで堂々と残業をするように心がけるのがいいでしょう。
上司との交渉を上手に行って業務軽減を
持ち帰り仕事が発生するような状態は超緊急事態です。
早期に上司と相談をしたほうがいいでしょう。
僕自身、仕事が進まなくて予定していたスケジュールから遅れてしまうこともよくありました。
そのようなときは、上司にスケジュールを持っていって遅れている状況を説明するようにしていました。
自分自身の責任と考えてしまい悔しい思いをしたことも数多くありますが、任されている仕事に穴をあけてしまうよりもましだと考えるようにしました。
サラリーマンの数少ない利点は、上司と交渉することで業務を減らせることです。
このとき、成果を出すためにどこを減らすべきかを考えたうえで交渉をしましょう。
上司は成果を出してくれさえすればいいので、「この業務を減らしても成果は変わらない」と納得してくれれば業務量減少に応じることもあります。
また、締め切りの延長や業務の外注化の交渉も業務量減少に有効です。
いちばんよくないのは、「業務を減らしてくれなんてさぼろうとしていると思われるのではないか」と考えて、言い出せないままになってしまい無理をしてしまうことです。
その結果、納期に間に合わなかったり仕事の精度が下がってしまうことのほうが職場に迷惑をかけてしまいます。
業務が終わらないのはあなたのせいではないので、自信をもって堂々と交渉してください。
完璧を求めない。周りを巻き込む
僕もそうでしたが、持ち帰り仕事になってしまう人の多くは、完璧を求めてしまっています。
僕自身、一人で仕事を抱え込んでしまい、一人で大量の時間をかけて企画を作っても、上司からダメ出しをくらって時間を無駄にするパターンが多かったように感じます。
それよりも、上司や同僚と頻繁に相談して、いっしょに企画を作り上げていくくらいのつもりでやるほうがいいのです。
特に上司の意見をしっかりとメモして、それに沿って仕上げていけばゴールに近づくことができます。
自分で考えたアイディアで仕事をしないといけない、という思い込みは捨てて、周りの力を上手に借りましょう。
おわりに
サラリーマンを辞めた今、僕はブログなどをファミレスやカフェで書くこともあります。
土日に作業をすることもありますが、自分の好きなことなので、気持ち的には憂鬱さはなく、楽しむことができています。
時間的な余裕もあるため、焦ることなく取り組むことができています。
サラリーマンを辞めて時間的自由を得たい、と思っている人にとって、持ち帰り仕事で土日の時間を使ってしまうのはもったいないことです。
そのようなことはできるだけなくして、自分が好きな仕事だけをできる状態を実現するためにも、少しずつでも時間的自由を得るための準備を進めてみてはいかがでしょうか。
それではまた！
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