サラリーマンをしていると、そりが合わない上司の下で仕事をすることもありますね。つらい気持ちを抱えてしまうこともあります。

合わない上司といっしょに仕事をすると考えただけで気が滅入る、というサラリーマンも多いでしょう。

今回は、上司と合わない、と感じているサラリーマンが何をすべきか、ということをお伝えします。

いま一緒に仕事をしている上司が合わないために困っている、というアラサーサラリーマンの方はぜひ最後まで読んでくださいね。

上司のいいところを見る

そもそも、上司になるくらい昇格しているということは、社内でなんらかの結果を出したか、認められている人です。

少なくとも、現時点であなたよりも評価されています。そこを認めるところから始めましょう。

そのうえで合わないということは、あなたとは異質な部分を多く持っていると考えられます。

つまり、その上司はあなたにない長所を持っている可能性が高いのです。

まずあなたがやるべきことは、上司のいいところを見つけることです。

いいところとは、昇格できた原因、と言い換えてもいいでしょう。

自分自身では仕事があまりできなくても、社内外に協力者が多いために結果を残している、というケースも少なくありません。

上司の長所を見つけて、自分に取り入れることはできないか、と考えましょう。

そこはあなたが未熟だったり、あなたに欠けていたりする部分である可能性が高いため、成長につながります。

僕も合わない上司にあたったときは、その人のずば抜けてすごいところを見つめるようにしていました。

たいていの上司は、仕事が早く、決断力があったように思います。

上司になる人はどこがすごいのか、それに注目してふだんから接するようにすると、学びを深めることができます。

合わないから、といって毛嫌いして最低限のコミュニケーションしかとらないようにするのはあまりにももったいない。

その人たちの仕事のやり方などをとりいれてきたことは、起業後のいまも大いに役立っています。

上司のアドバイスを受け入れて努力する

合わない上司からは、厳しい対応をされることも多いでしょう。

そんなとき、落ち込んだり、あきらめてしまったりしていては、成長にはつながりません。

気持ちを切り替えて頭を使って工夫をしながら、何度も食らいつきましょう。

あなたがこれまで学んできたことや蓄えた実力をぜんぶ出し切るくらいのつもりでぶつかっていってください

そして、上司のアドバイスを素直に受け入れましょう

これは簡単なことではないかもしれません。

でもこれをできるようになると、成長のスピードがぐんぐん上がります。

アドバイスを受け入れることは「降伏」を意味するのではありません。

相手の言うとおりに完璧にやりきることで、逆に認めさせることにもつながります。

そうしていると、自然に上司からの評価も変わってくるはずです。

僕自身も、どの年代になってもいつも素直に上司からのアドバイスを受け入れて、その都度対応してきました。

そうすることで、いろいろな考え方を身につけることができるようになって、安定起業を実現できるほどに成長できたと自負しています。

一方、上司の立場からすると、部下が仕事をできるようになっていてくれないと、自分の部署の結果が出ないので評価が下がる恐れがあります。

たとえあなたが上司から嫌われていたとしても、あなたが成長するのは、上司にとってもいいことなのです。

そうすると、少しずつ信頼を得られて、対応も変わってくるはずです。

また、上司の苦手なところが見えてきたら、そこをフォローするように対応していくと有効です。

部署全体にも貢献できるし、上司も助かって、いい循環が生まれていきます。

一方で脱出の手はずも整える

とはいえ、合わない上司のもとで何年も過ごす必要はありません。

できるだけ早く脱出すべく、下半期開始直後など、早い段階で次年度の異動に向けた手を打っておきましょう

具体的には、異動を希望する部署の知り合いに仕事の状況を聞いたり、旧知の管理職と昼食でも取りながら旧交を温めておき、それとなく異動の情報を入手したりするのがいいでしょう。

社内の部署横断業務などに参加するのも有効です。

そして、ポジションの公募や異動希望を出せるときは、積極的に出すようにしましょう。

会社の人事では、何もしないと会社のいいように留め置かれたり異動させられたりするのが常

意思を示さないことは、好きにしてくれ、といっているのと同じです。

僕も2年に一度は異動希望を出して、環境を変えるように心がけていました。

意識的に異動希望を出し続けることで、自分は本当はどこで働きたいのか、ということについてまっすぐ向き合うこともできます。

また、この合わない上司といっしょに過ごす期間は限られている、と思うことで、自然に多くを吸収してやろう、という気持ちになることもできます。

常に自分から仕掛けていくつもりで、職場や自分のキャリアを描こうとする考え方がとても大切です。

さいごに

いま上司との関係に悩んでいる人に伝えたいのは、「多くの場合、なにもしなくても自分の異動や上司の異動により、上司は1~2年で変わる」という事実です。

また、あなたが悪いわけでも、上司が悪いわけでもない、ということも忘れないでください。

合わない上司が来ているというのは、成長のチャンスともとらえられます。

ぜひポジティブに受け止めて、気持ちを落ち込ませすぎずに仕事に取り組んでみてください。

ストレスがたまってきたときは、そんな自分の気持ちを認めて、意識的にリラックスできる時間を取るようにしましょう。

あなたが上司のことで悩んでいる時間は、何も生まない無駄な時間です。

どうしても上司のことを考えてしまうなら、会社以外に夢中になれるものを探して打ち込むようにするのもオススメです。

僕は、会社の仕事が終わったあと、不動産投資をすることで、給与収入以外の収入を増やす活動に夢中になり、打ち込みました。

そうした結果、最終的に会社を辞めて自分がやりたいことだけをする生き方をすることができたのです。

会社での仕事や上司のことが常に頭から離れず、不快な気持ちになってしまうくらいなら、別のことにその時間を使ったほうがあなたにとっていい人生を歩むことにつながるのではないでしょうか。

それではまた!

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筆者(玉崎孝幸)プロフィール

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