サラリーマンをしていると、勤務時間外でも行動に不自由さを感じるときがあります。
サラリーマンだと、目立ってはいけないんじゃないか、言いたいことをはっきりと発信してはいけないんじゃないか、好き勝手に行動してはだめなんじゃないか、という空気があるように感じます。
今回は、サラリーマンが会社の外でも不自由な理由と、その対処法を考えました。
サラリーマンはいついかなるときもサラリーマン
「君たちは会社の看板を背負っている」「いついかなるときも○○(会社名)マンであれ」「会社の名誉を傷つけてはいけない」…。そんな言葉を部長級以上の人や人事部あたりから聞かされたことがあるはずです。
これは会社側のリスクマネジメントの一環です。
なぜなら、例えば社員が逮捕されると「○○社社員が逮捕」などと新聞に書かれるからです。
そして、会社は謝罪の対応に追われます。
僕は新聞記者をしていましたが、実際、警察からの広報メモ(事件の概要をマスコミに伝える資料)を見て、逮捕された人の職業が「会社員」と書かれていたら、かならず「被疑者はどこの会社の社員ですか?」と聞いていました。
もし有名企業、上場企業だった場合は、意外性が高いためニュースの価値を一段階アップさせるからです。
自分だけそこを聞きもらして、テレビのニュースで知ってあわてて確認…ということもよくありました(苦笑)。
ちなみに「公務員」の場合も価値はアップします。
このように、人がどの企業に勤めているか、どんな仕事をしているか、というのはその人そのものであるとも言えるのです。
まさに、サラリーマンはいついかなるときもサラリーマン、ということですね。
評価を恐れて社外でも目立てないサラリーマン
また、サラリーマンのなかには、「出る杭は打たれる」的な目立つことを極端に恐れる風潮もあります。
これは、会社の外だとしても目立った行動をしていると、評価が下がるのではないか、という恐れから来るものです。
特に、講演やライター活動など、報酬が発生する活動は副業禁止規定に触れる恐れもあり、できるだけ目立たないようにやっている人が多いのです。
僕自身もサラリーマン時代に文章教室をやっていましたが、できるだけ目立たないようにしていました。
やはり、社外での活動であっても、そこにはリスクはあります。
本当の自由はサラリーマンを辞めないと手に入らない
このように考えると、看板や評価を気にせずに行動するのはメンタル面の強さが必要です。
何かしでかすと、会社から難癖をつけられてクビになるリスクもあるから、それもいとわない人しか自由な行動はできません。
僕自身、サラリーマンを辞めてみて思うのは、表現や行動の幅がグーンと広がった、ということです。
それは、会社に迷惑をかけることなく、自分自身で責任を取れるようになったからです。
たとえどれだけ気をつけて生きていても、所属する会社に迷惑をかけてしまう恐れはゼロにはできません。
だから、本当に自由になりたいならサラリーマンを辞めるしかないと思います。
さいごに
看板や評価を気にせず自由に振舞うのには、それなりの覚悟が必要です。
それは僕がオススメしているサラリーマンのうちに副業をすることであっても同じです。
サラリーマンを辞めて自由になりたいなら、看板や評価を気にしすぎて動けない、という状態をどう脱するかがその実現のカギになります。
僕も、副業の不動産投資を始めるときは緊張したし不安がありました。
それでも、自由を実現するためにリスクを抑えながら小さな行動を重ねていきました。
もしあなたが時間的自由を得たいと思っているなら、今から少しずつでも取り組んでみてください。
それではまた!
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